第15回YOSAKOIソーラン祭りー(3)〜ファイナル

ファイナルステージを見終わった。



夜に入って風が冷たく凍えるほどだった。でもステージは熱気にあふれていた。



細かい各チームの受賞結果はたぶんいろんなメディアで報じられているので

改めてここでのべるまでも無いだろう。



大賞は新琴似天舞龍神が3連覇を達成した。



僕は正直なところ平岸天神のほうがよかったと思う。

平岸は音楽もすばらしかった。さびのフレーズが印象的で耳に残る。

波を表現した振付も思わず声を上げてしまうほど美しく会場からも歓声が上がっていた。



新琴似もすばらしいのだが、最初に去年の演舞をしなくてはいけないのが厳しい。

どうしても昨年の演舞と比較してしまう。



初めてファイナルに進出した今村組も堂々とした演舞で8位入賞。

道外からのチームでここまでの成績を残すことはすばらしい。




ホテルに戻るとさっそくテレビでファイナルの模様が放映されていた。

新琴似のプロデューサーの方がインタビューで「あなたにとってよさこいとは

なんですか?」と聞かれ「感動の共有です」と答えていたのが印象的だった。

まさにこのブログでしばらく前に僕が書いたことと同じだ。

大人になって他人と感動をともにすることなどなかなかない。よさこいはその

感動を手に入れるための手段でありプロセスなんだ。



この札幌で今年もたくさんのチームの演舞を見て、たくさんの踊り子の涙を

見た。その感動を自分のチームのメンバーも感じてくれるよう明日から

またがんばりたい。